さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ。
一人と一匹が見る美しい景色、出会う懐かしい人々。心にしみるロードノベル。
本を読んでいてウルッとすることはあるけれど…、
涙が流れ落ちることはそうそうありません。
今回は泣けました。
涙が頬を伝わって文字が見えなくなった。
猫の話?
動物ものってあまり好きじゃないけど…、
と思いながらも手にしたこの作品。
読み進めていくうちに、もしかして…実は…、
と気付くあたりから涙がこみ上げてくる。
どうかこの幸せな時間が続きますようにと願う!
そんな最悪な結末なんてイヤだ!
悲しすぎる…。
ネコ目線で描かれてるいるのも、ネコの言葉も、すごくいい。
ネコはナナという名前なんだけど、
主人公とナナの信頼関係、これがね、すっごくいい。
ほのぼのとして、そして、せつない。
やられたー。
実写映画化されました。
2018年10月公開。
主演は福士蒼汰。
原作者の有川浩が脚本も担当しました。