「モンスター」百田尚樹 美容整形を繰り返すその先にあるのは‥

読書感想

町で一番の美女・未帆はかつてバケモノと呼ばれていた。

醜い女が完全なる美を獲得した先にあるのは誰もが羨む幸せか、それとも破滅か。

 

 

 

 

 

 

 

容姿に恵まれず暗くて辛い子供時代を送った主人公。

大人になって美容整形を繰り返し、誰もが驚くような美人になる。

幼いころ好きだった男性に会いたい一心で生まれ故郷に戻るのだが…。

 

と、ありきたりな内容かと思いきや…

そこが百田さんですね。

女性の心理がどうしてそんなにわかるのでしょうか。

繊細な描写で、どんどん先が読みたくなります。

美容整形の描写もとっても細かく描かれている。

 

主人公の美に対する異常すぎる執念が怖すぎる!

大金が稼げる職場を転々として整形を繰り返し、どん底から這い上がっていく様。

容姿も心もどんどん変貌していく。

すると、周りの見る目もそれなりに変わっていくものなんですね。

 

なんだ、サクセスストーリーみたいじゃない?

いえ、違うんですね。。。

 

「美しさ」とは?

美容整形で美しくなれば幸せも手に入るのか?

 

 

 

2013年に映画化されました。

主演は高岡早紀、監督は大九明子。

R15+指定作品。

キャッチコピーは、

「私はバケモノ。それでも愛してくれる?」

 

 

 

整形前の主人公を演じているのも高岡自身で、

2時間かけた特殊メイクによって醜い容姿を実現しています。

もう一つの見どころは濡れ場シーン、相当過激な絡みとなっています。